「道」楽クエスト

与曽井清司の個人ブログです。どんな場でも楽しめる生活スタイルを日々紹介します!生活を「ちょっと楽しくする」にお役立てください

2015年9月 心と身体のつながりを考える〜身体心理学への招待

  今日は天気もつかな~と思っていましたが、会社到着前に一雨振ってきました。今週はずっと曇り模様でしょうか。内勤者は行き帰りだけですが、外回りの方、お疲れ様です。

 今回は昨日、一昨日と読んでいた本の紹介です。「卵が先か、ひよこが先か?」という話題の1つ。 心が先か、行動が先か という観点で研究している心理学の本です。

 招待と銘打っている本は存外「全然招待されてねーよ!」と毒づいてしまうくらい専門用語のオンパレードになっているケースが少なくないのですが、この本は事例の説明から柔らかく解説してくださってわかりやすい本でした。

 

 通常は、心で思う、考える、感じるという頭の中の働きがあってから、手足の動きや目の動き、動悸など、目に見える形が表出するというのが「一般的」です。

 しかし著者、春木豊はその動きに一石を投じています。つまり、まず動きがあって、そこから心が形作られるのではないか?という論。

 確かに「心・脳の機能が著しく低い(ない)」生物は多数いますが、「身体機能が著しく低い」生物は自然界で生き残れないですよね。となると、まず身体機能があり、そこから心が発達するという進化は自然な流れな気がします。

 また、著書の中では述べられていませんが、「笑えば治る(仏の慣用句)」や、「笑う門には福来る」といった古来からの言い回しはこういった事の裏付けなのかもな~と、しっくりきてしまいます。

 単体で読むよりは、脳科学や、一般的な心理学本のカウンター作品として読むとさらに考えが膨らむ一冊です。 

動きが心をつくる──身体心理学への招待 (講談社現代新書)

動きが心をつくる──身体心理学への招待 (講談社現代新書)